コンビーフのサンドイッチ de 朝食 トルティーヤづくり一歩前進

子供の頃、コンビーフがよく家で出てきた。
コンビーフと卵を混ぜてスクランブルエッグのようにしたものとか、
コンビーフとジャガイモのサラダとか。
お中元やお歳暮でハムとかソーセージ類の詰め合わせに
必ず入っていた記憶がある。
しかも、金属のねじのようなものがついていて、
これを回すと缶が開いた記憶がある。

あるとき、かみさんがコンビーフ好きだと知った。
スーパーに行ったときに子供の頃以来見たことのなかった
コンビーフの缶詰を見て記憶していたものよりずっと小さく、
しかも、缶でなく、買うのをためらってしまうくらい高かった。
手作りならわかるけど、手作りでない缶詰にあの金額は、と思ってしまった。
考えてみれば、カニ缶で一番安かったのが丸ずわいガニだったかな。
何年も前のことだけど、確か1缶が200円もしなかった記憶がある。
それから、ホタテの缶詰。確か3缶セットで500円もしなかった。
これらの缶詰は気軽に買えないものになってしまった。
なので、大好物だったホタテと大根のサラダは全く作っていない。
小さなコンビーフパックも1度買ったくらいでほとんど食べていない。

それが不思議なことに軽井沢の腸詰屋
コンビーフを見たときに躊躇せずに買ってしまった。
外食で5切れくらいしか入っていない養殖真鯛の刺身一皿に1500円出せるけど、
魚屋で売っている天然真鯛に1800円出すのを躊躇するのと近いかも。
旅行に行くと財布のひもが相当緩くなるのかな・・・

そんなありがたいコンビーフをいただくことにした。

冷蔵庫から出したばかりなので
包丁で切ってもソーセージのように崩れない。
そこで、フライパンで軽く加熱し、
ちょっと白ワインを加えてほぐしてみた。

味見したら塩味がしっかりついていたので
マヨネーズなど塩気のあるものは使わないことにした。
イギリスパンの一方に、マスタード、
他方にコンビーフをたっぷり。

あえてレタスを使わずに、
新玉ねぎのスライスをのせてみた。
玉ねぎの方が合うような気がした。

朝食。
コンビーフサンド、ミニオムレツ
トマトとレタスのサラダ 自家製ドレッシング
前の晩に食べたタコスで使ったサルサソース風の残り
ヨーグルト リンゴジャム添え、紅茶

超久々のコンビーフ、それもトーストサンドに
かみさんの喜びようは半端なかった。
「おいしい!」を連発。

遡ること12時間。
タコス中毒の私とかみさん。
またまたタコス。
いつものように玉ねぎとトマトのみじん切りに
タバスコ、ハラペーニョソース、唐辛子パウダー、
ライムの絞り汁を加えてサルサソース風をつくった。
あとは辛いチキン。

自分の中でずっと課題になっている
美味しいトルティーヤづくり。
かみさんから、「パンと同じで粉ものは寝かせた方がいいよ」
というアドバイスをもらったので試してみた。
今回は1:4(コーンフラワー:強力粉)の割合で
よく捏ねた後にボウルに入れ、軽く絞ったふきん、
更にラップして2時間くらい放置してみた。

久々のCODORNIUを開けた。

アボガドディップ、レタス、サルサソース風、
辛いチキンをたっぷりのせて。

「あ、トルティーヤが柔らかで旨い!」と思った。
これまでつくったトルティーヤで一番美味しかった。
寝かせるだけでこんなに美味しくなるのか・・・
かみさんのアドバイスのおかげ。

お礼に二人でよく行ったスポーツバーで食べた
トルティーヤにチーズを入れたものを作ってあげた。
大喜びだった。

しめはARDBEGのロック。

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