秋の朝食は秋刀魚と蕪の葉で

秋刀魚が出始めた頃。
眼玉が飛びでてしまうほどのお値段。
それよりも驚いたのが
「これは・・・さより???」
思わず言ってしまったくらいのちびっ子さんま。

今年の秋は楽しみにしていた秋刀魚を諦めていた。
秋刀魚のことを忘れかけたある日。
スーパーに行ったら北海道産の秋刀魚が
3尾1パックで「買える値段」で売られていた。
しかも以前食べていたサイズまではいかないが、
少なくともサヨリよりは大きい。
ということで思わず手が出てしまった・・・

そして、大根を探し回って2店舗目に
大根の他に小蕪の束を見つけてしまった・・・
即買い。
私は大の蕪好き。特に小蕪に目が無い。
そんな私をかみさんは「かぶオヤジ」と呼ぶ。
そして葉と油揚の炒め物にも目が無い。

超ご機嫌で家に戻り食事の支度。
今日は私の番の日。

まず、大根の根側を切って
これを細切り。
拍子木切りよりも細く。
残りは大根下ろし。
油揚は縦半分に切り、
2枚重ねて細切り。

大匙1のごま油で炒める。
水を加えてしばし煮込む。
途中で鰹節の粉を加える。
鰹節のように濾す必要も無く、
全て食せるのでエコ。
大根が透き通ってきたら完成。
我が家では鍋に味噌を入れず、
お椀に味噌を入れ、少し汁を加えて溶き、
最後に汁と具を加えてつくっている。
味噌を入れた状態で何度も加熱すると
味噌の風味が飛んでしまう。
この方法は面倒だけど
いつも新鮮な味噌汁が飲める。

愛する蕪達。
茎は十分に長く新鮮。

蕪は野菜用の亀の子たわしでよく洗い、
茎側と先端をカット。

かみさんが名付けた「ぬか太郎」
テレビで見て真似をしたらしい。
ここに愛する蕪達をそっと、

沈める。

蕪の茎と葉は1本ずつ丁寧に洗う。
茎の根元を3cmほどカット。
あとは食べやすいサイズに切る。
油揚は縦半分に切って重ね、
細切りにする。

あとは簡単。
大匙2の胡麻油で炒める。
途中でお酒、味醂、洗双糖(大匙1より
ちょっと少な目)、を加えて更に加熱。
最後に醤油を好みの量だけ入れる。
私は、酒の肴のときには醤油少な目、
ご飯のお供のときには醤油多めにしている。

秋刀魚が焼けたので、配膳。
朝の味噌汁・・・なぜこんなに癒されるのかな・・・
ほっと落ち着いた気持ちになれる。
そして蕪の茎と油揚の炒めもの。
ご飯がもりもり食べれる。
3尾の秋刀魚。
1尾ずつ食べ、3尾目はかみさんと半分こ。
熱々の秋刀魚の身と皮をちょっと醤油を加えた
大根下ろしで・・・秋を感じた
やっぱり秋は焼いた秋刀魚がいい・・・

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