細巻チャレンジ ラストブロックの南マグロ

お友達が静岡から送ってくれた南マグロ。
冷凍保存の許容期間を超えたのであわてて解凍。
もちろん、約3日かけて冷蔵庫でじっくり。

大トロの部分への期待が膨らむ。

この形は切り分けが結構難しい。
なんとか切り分ける。

脂の少ない赤身は水分過多。
そこで仕上げにピチットシート
長時間ではなく、1時間程度。やりすぎるとシートを剥がすときに身の表面が不均一に剥がれて
身の表面がぼこぼこになってしまうから。

ピチットシートで包んだマグロを冷蔵庫へ。
続いて干瓢づくり。

水で晒してから塩水で洗い、
更に洗ってから煮る。
丁度いい固さになったところでざるにあける。
干瓢巻で食べた時にちゃんと歯ごたえを
感じられるようにするのが1つ目のキモ。

水をよく切ってから再度調味料を入れて煮込む。
干し椎茸の戻し汁、酒、味醂、洗双糖、蜂蜜、黒砂糖、醤油。
最後は汁がなくなる寸前まで焦がさないようじっくり煮込み、
あの甘じょっぱくて濃い茶色の干瓢煮となる。これが2つ目のキモ。

南マグロを切り分けたときのアラは甘辛く煮付ける。
味付けは酒、味醂、洗双糖、蜂蜜、醤油。
生姜は使わない。
生姜が効いている煮付けや佃煮はどうも好めない。

年老いた親達の楽しみはなんといっても食べ物。
特にコロナで外食できない親達が喜ぶものと言えば
なんといっても刺盛と寿司。

細巻をつくるのも初めて。
なかなか難しい。
今回はまあチャレンジその1として。

これだけあれば十分と言うくらい沢山。
届けたときの親達の嬉しそうな顔といったら・・・
なんと二人で全部食べてしまったらしい。

細巻はほんとに難しい。
基本、ほとんど失敗。
親達も多分、まだまだだねぇ、と笑いながら食べたのだろう。
具が綺麗に真ん中になることもそうだが、
マグロの場合、具の断面を綺麗な正方形にしなければならなかった・・・
焼津と言えば南マグロ、そんな焼津でずっとつくられてきた磯自慢。
だからなのだろうか、南マグロと磯自慢は良く合う。
せっかく出した大好きな鍋島より飲んでしまう。
干瓢巻がまたたまらなく美味しい・・・
かみさんと暮らすようになるまで殆ど食べたことが無かった。
今は鉄火巻と同じくらい好物になってしまった・・・

しめは歌舞伎揚げとスプリングバレー
歌舞伎揚げとビールはほんとに相性抜群。
私的にはもう少し甘さが控えめならな、と。
甘いものの次はしょっぱいもの、ということで
マヨネーズたっぷりの白菜漬も。
これに醤油をかけて熱々ご飯もたまらない。
最近の私の昼はほとんどこれ。
1時からテレカンがあるときは10分でランチを済ませ、
珈琲タイムを長くするというのが私のパターン。
1時からのテレカンって、とにかく眠くなるので
早めにさくっと軽めのご飯食べて濃い珈琲を飲んでおく。
だからなのだろうか、最近、胃の調子がいまいち。

今度こそは!
と意気込んで第2回目の細巻。

まあまあ。
自己採点45点かな・・・
まだまだだな・・・

半端な形の大トロは
塩をふって串焼きに・・・
山葵をつけていただく。
これが抜群に美味しくて
かみさんにお代わりをせがまれた。
ないんだよ・・・

翌朝は皮からスプーンではぎ取った身で
中骨から取った身ではいから中おち丼ではないな・・・皮落ち?
これは皮落ち丼と呼んでいいのだろうか・・・

かみさんのお弁当ごっこ。
南マグロの甘辛煮。
私は白菜漬にマヨネーズ醤油たっぷりにご飯。
この日はなんと1時から5時までテレカン。
流石に意識を失いそうなときがあった・・・

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