月: 2023年3月

  • お試し料理いろいろ

    レシピ本を使わずに、
    外食の記憶と母やかみさんの料理の記憶だけで
    料理をつくっているとマンネリ化という壁にぶち当たる。
    3度の食事のメニューを毎日考えるのは結構つらい。
    専業主婦というのは本当に大変だと思う。
    これ以外に洗濯や子育て、ごみ当番や近所づきあい。
    会社に行ってる方が遥かに楽かもしれないと思うこともしばしば。

    さて、そんなマンネリ化を少しでも解消しようと、
    直近1週間或は2週間でやっていないこと、
    過去やっていないか、殆どやっていないことを考えてみた。

    最初に思いついたのが、舞茸御飯。
    タケノコご飯はタケノコの下処理などで結構手間がかかる。
    舞茸御飯なら、自家製舞茸御飯の素をつくれば簡単。
    鶏肉を入れた炊き込みご飯を好んで食べないので、
    代わりに揚げを使う。
    甘辛く材料を煮て、研いだ米に加えてタイマーセットするだけ。
    この炊飯器は炊き込みご飯用のメニューがあるのだけど
    なぜかタイマーが使えないので、普通の白米炊きでタイマー予約。
    炊き込みご飯の難しいところはやはり塩加減とご飯の水加減。
    私は固めが好きなので、汁の分や加熱して舞茸から出る水分量も
    考慮して水量を決める。ここが結構難しかったりする。

    炊き込みご飯のいいところは、タイマー炊きで
    朝目覚めたときの食欲をそそられる薫り。
    2階の寝室から出た時に薫りが・・・
    炊き上りも最高!

    色合いを考えると人参とか入れてもいいのだろうけど・・・
    舞茸御飯には入れたくなかった。
    炊き込みご飯好きのかみさんがちょっと興奮ぎみに起きてきた。

    かみさんの大好きなお弁当ごっこ。
    舞茸御飯、厚焼き玉子、お浸し。
    茶碗や皿など洗う必要がなくなるので
    お弁当ごっこは常に大歓迎。

    それから数日後。
    かみさんが、「最近、爪が欠ける」と。
    あ、肉を殆ど食べさせていなかった・・・
    ということで、急遽、牛肉のしぐれ煮みたいのはどうだろう。
    牛肉とよく合う牛蒡も入れればかみさんも喜ぶはず。
    味付けは簡単、牛肉と牛蒡を炒めたら、
    洗双糖、味醂、酒、醤油、水を加えて煮詰める。

    かみさんのお弁当ごっこ。
    久々の牛肉にかみさんは大喜び。

    最近やっていないもの・・・
    と思いながらスーパーを物色。
    鯖の塩麹漬けで行こう。
    これは最後にやってから数か月以上経つ。

    3枚に下ろし、骨を抜く。
    バットに並べ、塩をふる。

    袋に小分けし塩麹を加えて手で揉む。
    翌朝の分だけ冷蔵。
    他の分は塩辛くしないためにすぐに冷凍保存。

    翌朝の朝食。
    鯖の塩麹漬、厚焼き玉子 下ろし添え、
    湯豆腐、小松菜お浸し、
    炊きたてのご飯、揚げと大根の味噌汁、
    ネーブル、トマト、淹れたての緑茶

    義理兄さんから富山のお土産が届いた。

    まずはのどぐろ煎餅を肴にビール。

    平目の昆布締めと富山の地酒苗加屋

    自分で日本酒を選ぶとこれまたマンネリ化したチョイスになってしまう。
    なので、いただいたお酒がとても新鮮に感じる。
    かみさんはダイエット中なのでこれでしめ。
    私は物足りないのでまたまたサッポロ一番味噌ラーメンでしめ。

    それから数日後。
    とうとうアイデアが浮かばず
    チキンとマッシュルームのトマト煮込みグラタン。
    チーズはなんとスライスチーズ。

    バケットがあったのが救いだった・・・
    これだけでCODORNIUを空けた。

    そして数日後。
    またまたアイデアが尽きた。
    いつものマカロニサラダ。

    アイデア尽きた私の代わりに
    かみさんがキャベツと豚肉のコンソメ仕立てをつくってくれた。

    無理無理にビールを合せたが・・・

    結局、オレンジのカクテルと・・・

    ドライマティーニでやっと満足。

    それから数日後。
    久々にアイデアが。
    かみさんは卵フリークなのだけど、
    特にうずら玉子に執着が強いことをスーパーで思い出しゲット。
    アイデアというほどのものではないのだけど、塩麹漬。
    うずら玉子は生玉子を買う。
    面倒でも茹でて殻を剥いて使う。
    水煮のような状態で売られているうずら玉子より遥かに美味しい。

    魚屋で久々に見つけた大ぶりのスルメイカを
    キモと混ぜてホイル焼き、残りは茹でて和えもの。
    あとはお浸し、うずらの塩麹漬。まだ浅い浅い。
    バレンタインでかみさんにもらった
    尾瀬の雪どけ 桃色にごり 純米大吟醸を合せた。
    この酒、まっこりみたいな味わい。
    和食よりも韓国料理に合いそうな気が・・・

    場所を変えて馬刺と芋焼酎お湯割り。

    しめはイチゴサンドをおつまみに、
    GLENLIVETのソーダ割。

  • やっぱり寿司は最高のご馳走

    平目の昆布締め握りが無性に食べたい!!!
    こんなことがたまにある。
    とにかくあのねっとりした昆布の風味の平目。
    これをピカピカの寿司飯と山葵で一緒に食べたい。

    手羽中の塩焼も食べたい!!!
    寿司も食べたいし、手羽中の塩焼きも食べたいという
    香ばしくて脂っこいものも、寿司もという欲求。
    即負けてしまった・・・
    まずは昆布締め。
    最近、昆布締めはしっかり目と軽めの
    2通りのしめ方を気分で選んでいる。
    今回は軽め。ねっとりしすぎてないのもたまにはいい。

    スライスして握る。

    手羽中塩焼きにも寿司にも合う酒。
    日本酒か白ワインかスパークリングか。
    今回は非有機のCODORNIU
    有機ではないので普段飲んでいる有機のCODORNIUよりも更に安い。
    が・・・あまり好みの味ではなかった・・・
    有機の方が旨みが上かなと思った。
    手羽中塩焼も平目昆布締め握りもあっと言う間。

    翌日の昼はラーメン。
    かみさんの好きなナルトものせてみた。
    最近の市販生ラーメンはほんと美味しい。
    茹で玉子、叉焼、メンマ、ナルト、海苔などを
    トッピングすると益々外食時の満足感に近づく。

    コロナ禍以降の唯一の親孝行だった
    お気に入りの寿司屋での食事ができなくなった。
    コロナ禍の中、その寿司屋も閉店。
    マスク着用が緩和され、全体的に緩和ムードが
    盛り上ってきたとはいえ、親の年齢ではリスク有とのことで、
    一泊小旅行はまだ様子見。

    そうすると、親孝行は寿司か焼肉。
    ここ最近は肉を何度か届けたけど、寿司忘れてたな・・・
    ということで、スーパーや魚屋に行ってみたけど
    両親共大喜びする白身は鯛も平目も養殖が殆ど。
    そんなとき、たまたま天然真鯛のさく発見。
    即ゲット。

    寿司飯をつくって握った。

    今回はお重に詰めた。
    重を開けたときの親の笑顔。
    やはり寿司はご馳走。

    親達の笑顔が忘れられなくて
    ついつい1週間後にまた寿司づくり。
    平目、ホタテ、イカをゲット。
    帆立と卵をブレンダーにかけて焼いた
    NOB特性玉子焼もつくった。

    干瓢も甘辛く炊いておいた。

    今回は寿司桶と言って良いのかわからないが
    2段の寿司桶でゴージャスにしてみた。

    ホタルイカは菜の花とからし和えに。

    1段目は、平目、イカ、ホタテの握り。

    2段目は、ホタルイカと菜の花のからし和え、ホタテ入り玉子焼、刺身。

    干瓢巻を入れ忘れた・・・

    ということで干瓢巻を追加。
    親達に届けた。
    開けたときの驚きの顔と満面の笑み。
    良かった・・・と思った。

    家に帰ってから私達も乾杯。

    やっぱり鍋島は旨い。ほんといい酒。

    しめその1はARDBEGをストレートで。
    おつまみは、リンツのチョコ柿の種ナッツ

    しめその2は湯河原のネーブルを絞ってウォッカベースのカクテル。
    かみさんはオレンジ系にウォッカを合せるのが大好き。
    私はジンもいいと思うけどなぁ・・・

    翌日の夜。
    残ったもので晩酌。

    食べたりなくてハイボールを飲みながらチーズトースト。