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家飲みのすすめ(その1)

15年くらい前までは安い一杯飲み屋、ちょっといい飲み屋
といった感じで外食がとにかく多かった。
当時、かみさんからよく言われていたのが、
「家で作れるほうれん草のお浸しに500円とか信じられない」だった。
かみさんは安い居酒屋やフランチャイズチェーン店に頻繁に
行くよりも、そうしたところには行かずに
ちょっと高いけどいい食材を「料理人」が料理する
個人経営の店に行きたいと言っていた。
そんなかみさんでも立石の安い居酒屋、
例えば宇ち多とか鳥房など、
安くてもいいものを出す店は例外的に絶賛していた。

コロナがきっかけとなって、家飲みが増え、
それがきっかけとなり、家で外飲みのような
満足感を得るために試行錯誤してきた。

その一つが家飲みするスペースから
生活感をできる限りなくすことだった。
出来る限り物を減らした上で
カウンターテーブルとハイチェアを導入。
あちこちのスーパーや魚屋で
食材を色々見ていいものを見る目を養った。
最近は、蛸にも海老にも他の様々な食材や
調味料にも驚くほど多種多様な化学添加物が
使われているが、なるべくそうしたものは避け
できるだけ自然のものを選ぶようにしている。
健康のためでもあるけど、本来の味が分からなく
なることを避けるため。

高度な料理はできないものの、
あちこちの店の店主から聴いた料理のコツ、
料理人の処理等を見て学び、
家で実践しつつ、かみさんの厳しいご指導を
受け、日々、努力している。
料理の出来栄えもそうだが、料理が終わった時には
洗い物もを最小限とするような手順や片付け方法も。

料理のブログを初めてかなり経つが、
最初の頃に陥っていたこだわり食材を買い集め、
膨大な時間をかけて作ったとんでも料理。
あの頃、同じような男性が結構いたような記憶がある。
キャベツ1つを買うのにわざわざ長野県まで行って
現地で生のままキャベツをかじるとか・・・
一般人なのに、そこまで・・・なんて思う放映もあった。

今は、新鮮な安心食材を見極め、
短時間で調理をすることができるようになった。
とはいえ外食は未だに楽しいと思う。

ところが最近、都心部の飲食店に変化が。
質(食材の質、調理のレベル等)がさほどでないのに
価格が高く、スタッフの殆どがアジア人といった感じ。
例えば、ときどき行っていた東京駅構内にある
鶏料理の居酒屋も以前いたお運びの日本人スタッフが
いなくなり、代わりにアジア人。
日本人を使わないことで経費削減できるからなのか
もしくは外国人を使うと補助金が出るからなのか、
何れにしてもそこまで飲食店は追い詰められているのか。

もっと驚いたのがよくいく近所の家族経営の蕎麦屋が
食材の高騰を理由に何種類かのメニューを廃止。
更に、お運びの日本人がいなくなり、中国人になっていた。
家族経営だからか料理の質は変わっていなかったが、
一番のお気に入りメニューが廃止になって残念だった。
飲食店はそこまで経営が苦しいのか・・・うーん。

物価高と土地高騰が原因なのか分からないが、
どこもかしこも高いと感じるし、
そんな状況でも安いところは逆に食材の
品質を落としているのではと怖くて行けない。

というわけで外食は本当に信頼できる店に行くことにして、
出来る限り家飲みをすることにしている。

その代わり、できる限りいい食材といい酒を楽しむ。
掃除や片付けも日々ちゃんとして。

ある日の家飲み。
日本酒は奈良の伍鬼上と、新潟の八海山
奈良県の日本酒のことには全く無知だったが、
過去、先輩に連れていかれた
四谷の酒徒庵(閉店)で知った風の森を知ってから
日本酒発祥の地だったことや
実は旨い日本酒が色々あることを知った。
今では佐賀の鍋島と奈良の伍鬼上が
お気に入りの酒となっている。

八海山は大抵どこのスーパーでも扱っているし、
なんだかんだと寿司や刺身に合うので
間に合わないときに買うことが多い。
色々な意味で安定感のあるいい酒だと思う。

今回の肴は、ビールのつまみに作った鶏唐揚。
日本酒のつまみにつくった、小松菜胡麻和え、
自家製蕪糠漬け、高野豆腐。
スーパーで買った化学添加物無添加のはたはた寿司。

用意した肴には八海山の方が合うなあ・・・

しめは平目の握り。
握り寿司も始めた頃はいびつだったり、
寿司飯がいまいちだったり、握る力加減が悪かったりしたが、
今では、まあ、そこそこレベルで握れるようになったし、
寿司飯用の炊飯時の水加減も分かるようになってきた。
もちろん、常に同じ割合ではなく、買って来た米の品種や産地によって
例えば安曇野産の大きめの粒のコシヒカリは水多目、
茨城県産の小さめの粒のコシヒカリは水少な目といった具合に調整している。

関東で安くいい食材が手に入るところ。
私的には茨城県。
週末でも高速が空いているのでアクセスし易いのも利点。
特に霞ヶ浦界隈は大好きな鯉の刺身やあらいが手に入る。
辛めの酢味噌をつくって食べるともう絶品。
しかも、鯉は美味しいだけでなく薬膳としても最高の食材。
以前からずーっと気になっていた徳政宗。
茨城のローカル道路を走っているとやたら電信柱に「徳政宗」の看板。
今回、淡雫という純米発泡清酒と一緒に買ってみた。

淡雫、ビール。
肴は全て茨城の食材。
蓮根きんぴら、鯉のあらい、茹でピーナッツ、
キャベツの塩昆布和え。
茨城最高!
良質の食材がとてもリーズナブル。

ちゃんと切り分けて串を打った焼鳥は美味しい。
でも、それなりに手間。
なので、面倒なとき、時間がないときは手羽元の塩焼がいい。
塩は下田産の塩か粟國の塩(釜炊)など、
海のミネラルが含まれている塩を使うようにしている。
使う塩によって味が微妙に違うのがまた楽しい。」

焼鳥以外は茨城食材の料理の残りや、
追加でつくった、これまた殆ど茨城食材の煮物。
茨城のJAや道の駅でいい豆腐や揚げが手に入る。
同じ茨城だからか徳政宗が良く合う。

なんか飲み足りない・・・
ということで、
自家製糠漬を肴にビール。
クリチーを肴にワインも。

あるときの家飲み。
一度に全ての焼き物を出さない
(私は大変なのだけど)
店のように出して楽しむことにした。
楽しむ主な主体はかみさんなんだけど。

まず、焼き物の材料を全て串打ちなどして
仕込んで用意しておく。
地鶏のささ身は予め湯通しして粗熱をとっておく。

串を打ったレバーの残りはじっくりと煮込んでおく。
バルサミコ酢、洗双糖、醤油で煮詰めたもの。
これが赤ワインに抜群に合う。

一番面倒なのはうずら卵を茹でて殻を剥くこと。
殻を剥いたときに失敗すると黄身がむき出しになる。
2つくらい失敗。

大抵、焼鳥専門店で出てくる大根おろしにうずら卵を落としたもの。
そして、ささ身ポン酢。
その間に焼いていた椎茸焼が完成。
ここでビールで乾杯。
かみさんは大喜び。
ちなみにかみさんはこのオレンジ色の一番搾り一択。

 

軟骨とうずら玉子。
軟骨もうずら玉子も塩で。
ビールの後は久々にBeringerのシャルドネ。
Beringerのシャルドネは値段の割にコクがある。

 

正肉は塩、レバーは自家製タレで。
レバーには赤ワインを。

 

ここれレバーの煮込みを。

しめは初めて飲むブレンドウィスキーあかし
つまみは黒豆甘納豆。もちろん、化学添加物無添加。
あかしのウィスキーはシングルモルト等高級なラインナップがあるけど
行ったスーパーでは一番リーズナブルなブレンドもののみ扱われていた。
黒豆甘納豆とウィスキー、相性がいい。

 

そしてあるときの家飲みは、我が家定番の豆腐チゲ。
材料はキムチ、豆腐、メイン食材(豚肉、牛肉、鮟鱇などなんでも可)、
玉ねぎ(ざく切り)、追加したいもの(トッポッキ、餅、揚げなどなんでも可)、
ニンニク(1かけすりおろし)、コチュジャン、ごま油、醤油
そしてできれば生の青唐辛子かハラペーニョを1~2本。
これらがなければ韓国産唐辛子の粉。
豆腐以外を全部鍋に入れて火にかけるだけ。
食材に火が通ってから豆腐をスプーンですくって鍋に。
豆腐に火が入ったら味見してOKなら完成。

とにかく、すぐ作れて美味しくてヘルシーで酒も進む。
ビールで乾杯した後は、もちろんジンロ。
本当はハンラサン焼酎がいいのだけど最近値上して高すぎ。

家飲みの場合、眠いのを我慢して片付けと洗い物だけはする。
テーブルが片付いてないとか、シンクが洗い物で一杯とかだと
どうしてもそのままベッドに行くことが躊躇われる。
片付け、洗い物をしておけば炬燵に入って寝ても問題無し。
夜中に目覚めたらさっと風呂に入って歯を磨いてベッドへ。
風呂に入らなければ歯だけ磨いて即ベッド。
家飲みはちょっと手間だけど、お財布にも優しいし、
いい食材、いい酒を楽しめて中途半端な外食より遥かに安い。
ちょっといい外食1に対して家飲み10くらい。
我が家のパターン。

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