物価が高いと感じているのは誰でも一緒。
私が「高い」とする際の基準は、
支払うお金に対する質(食材、腕、店内、サービス)
とそのバランス。
2年くらい前までは「とりあえず入ろう」で、
誕生日とか人と会うとか特別なときだけ
ネットで調べたり自分の情報に基づいて
それなりのお店を予約していた。
ここ2年くらい、関西と関東を行き来して感じたのは
関東、特に都内の飲食店の高さ。
背は高いものの超細いビールグラスで900円とか。
焼肉屋の肉の薄さ、薄くて小さな刺身が盛り付けられた刺盛。
5年前と同じお店なのに支払い額は倍近いのに質が低くなっている。
ここで言う質は、食材、料理人の腕、店内のしつらえ、
スタッフのサービス、そして対価とバランス。
都内の飲食業界はずいぶんと様変わりしたんだなと実感した。
結果として、自分が本当に満足できるお店意外には行かないようになった。
現在、満足しているお店は全て関西と静岡。
特に静岡は素晴らしい店が多いし、質の低下は今のところない。
結果として関東にいるときには家飲みが多くなる。
土日に埼玉、茨城、栃木、群馬にドライブして
食材や酒を買ってきて家飲みするといったパターンが多い。
さて、最初はちょっと前の家飲み。
益子で買って来た紫色のブロッコリーでつくった酢漬け。
そしてとん太の無添加ウインナー。
ビールはユキノチカラ白ビール
丁寧に作られた白ビールという感じ。
次の家飲みは刺盛で。
日本酒は醸し人九平次のLa Maison(ラ・メゾン)
山田錦を使った限定生産らしい。
バランスが良い上品な味わい。
次の家飲みは葉生姜の豚肉巻。
綺麗に整えられた高い豚肉ではなく、
豚肩ロース切り落としを無理無理葉生姜に
にぎってくっつけてから塩をして焼くだけ。
これがけっこうはまる。
ドライのスパークリングがごくごくいける。
次の家飲み。
茨城県で買って来た鯉のあらい、枝豆、豆腐。
日本酒は茨城で買って来た笑鴨。
合鴨農法による無農薬栽培の米でつくった希少な酒。
鯉のあらいとの相性もばっちり。
地物同士は合うのだろう。
次の家飲み。
小葱たっぷりの玉子焼とオクラ。
日本酒はAKABU 翡翠 純米吟醸
すっと飲める飲みやすい酒ながらこくもあり、満足できる酒。
玉子焼とオクラを肴にしたが、魚が良かったかな・・・と。
次の家飲み。
鰻づくしにしてみた。
う巻、うざく、白焼、肝焼
まずはキリンのホワイトで喉を潤した後は
茨城で買った日本酒の笑鴨が意外に合う。
次の家飲み。
お浸しとサラダ以外は茨城で買った総菜。
蓮根メンチと地元の肉屋の鶏唐揚。
特に蓮根メンチが美味しすぎてたまらない。
蓮根の甘辛煮は甘すぎて次回はないな・・・
昼間からキリンのホワイトをがんがん飲んだ。
次の家飲み。
またまた茨城で買って来た鯉のあらい。
合わせた芋焼酎はかみさんが大好きな紅コガネ。
地物同士、合う。
次の家飲み。
たまには肉も食べようかと黒毛和牛のシンタマをステーキに。
キリンホワイトで乾杯した後はカベルネで。
そしてまたまた茨城で鯉のあらいをゲット。
日本酒は来福。
旨味とコクがあってきりっと飲める酒。地物同士合う。
鯉は薬と言って良いほど素晴らしい食材と知ってから
霞ヶ浦まで車を飛ばして買いにいくようになった。
なんと、高たんぱく低カロリーでビタミンはB1、B2、D、E、
そしてカリウム、リン、鉄、亜鉛、タウリン等々。
こんなすごい食材なかなかないのではないかと思う。
また、親が鯉のあらいが大好きなので、ついつい買いに行ってしまう。
食材と自然の素晴らしい茨城に憧れて移住を考えたのだけど
隣の奥様の一言が効いて結局、関西を選んでしまった。
でも、茨城は静岡と同じくらい好きな県。
最近、ビール→日本酒→ウィスキーというパターンで飲むと
翌日になんとなく残るような気がしてちょっと避けてた。
滅多に見ないブラックペパーのチータらを買ってしまい
久々にArdbegを飲むことになった。
やっぱりウィスキー、旨い・・・
次の家飲み。
ときどき無性に食べたくなる豆腐チゲ。
豚肉、牛肉、鮟鱇、鯖缶、使う材料で
味のバリエーションが楽しめ、しかも簡単なのがいい。
キリンのホワイトで乾杯したら
韓国焼酎、お気に入りの麹醇堂生マッコリで。
次の家飲み。
かみさんが買ってきた栓抜きウサギ。
瓶ビールのときに重宝している。
今回のビールはハートランド。
自家製の茄子漬、うざく、白焼、鰻重
ハートランドで喉を潤し、鳳凰美田で楽しむ。
次の家飲み。
茨城で買った蓮根を煮て、
焼いた白身魚と共にお椀に入れ、
昆布と魚のアラのだし汁を注いだお椀。
そして、自家製干瓢煮を使った干瓢巻。
日本酒は北村酒造の伍鬼上を合わせた。
来福や鳳凰美田の方が合うかも・・・
次の家飲み。
魚屋で一番お得に見えたイサキを三枚に下ろして湯引きに。
あとはかみさんの好物、茄子の揚げ浸し。
ハートランドで喉を潤した後は
北村酒造の伍鬼上を合わせた。
次の家飲み。
鶏の手羽中に塩をしてからロースターで焼き、
途中でカレー粉を振りかけた一品。
国産の白ワインとチープなオレンジワインを合わせてみた。
やっぱりもう少し手をかけたつまみにして
ワインももう少しコクのある白にすべきだった。
ならば、と・・・ひでじビールの日向夏を合わせてみた。
こちらの方がしっくりくる。
このビール、とにかく旨い。
白ワイン代わりになるかも。
次の家飲み。
ハイボールにするならできるだけリーズナブルなウィスキー。
ということで、BUSKER。
おつまみはフィラデルフィア。
最近、バリエーションが増えた。
次の家飲み。
以前、頻繁に飲んでいた高畑ワイナリー
のシャルドネスパークリングを近所のスーパーで見つけたので買った。
おつまみは豊水と生ハム、クリームチーズとブルーベリー。
きんきんに冷やしてごくごく飲むタイプのスパークリング。
家飲みでいろいろやってみた思ったことは・・・
1. 肴は手間暇かけてつくる。
2. 器にも気を遣う
3. 肴に合うなるべくいい酒を用意する
やはり、肴を手抜きするとせっかくの家飲みの質が下がる。
面倒だけでできるだけ手間暇かけて美味しいものを作るようにしようと決めた。
なんと言っても、肴の質を高くし、酒もいいものにしても
圧倒的に関東での外飲みより安い。