カテゴリー: イタリアン&フレンチ

  • 素晴らしき茨城食材色々 de 野菜たっぷり のどぐろ&いとよりのムニエル、しめはあんこう豆腐チゲ

    茨城の食材にはまりにはまっている。
    今回も生まれて初めて見るこんな芽キャベツの状態。
    私、キャベツは、植えてすぐに小さいキャベツの形になり、
    それが大きくなってキャベツになるものだと思っていた。
    かみさんに大笑いされてしまった・・・

    でも、この状態で売られていたのには驚いてしまった・・・
    しばらく固まっていた。
    次に驚いたのがその安さ。
    スーパーだと8個くらい入って400円くらい、
    デパートだと普通に500円くらいする。
    とにかく茨城のおかげで芽キャベツを理解できた。

    素晴らしき茨城食材に久々に料理モチベーションがアップ。
    かみさんのダイエットも考慮しながら・・・
    まずは芽キャベツとこれまたピーターラビットが
    咥えていそうなアニメのような形の茨城のニンジンを蒸した。

    オリーブオイルで軽くニンニクを炒め、
    ニンニクを取り出した後にハマグリとマッシュルームを加え、
    白ワインでフランベ。素晴らしいスープができる。
    ここに下田の塩、バターを加え、味を調えつつ乳化させる。

    茨城の魚屋で買ったのどぐろ、いとより。

    小麦粉をまぶす。

    オリーブオイルとバターでソテー。

    そしてのどぐろも身を崩さぬよう丁寧に。
    ここでソースの仕上げ。
    魚を焼いたフライパンの焼汁をソースへ。
    再度ソースを味見しながら仕上げ。

    いつものCORDONIUを開けて。

    かみさんの驚きと喜びの声
    「何これ~!!!」
    そして食べて「美味しーーーい!」

    しめはこれまた茨城産のあんこうで豆腐チゲ。

    かみさん大好きなハンラサン焼酎で。

    超辛いけど、あんこうの旨味たっぷりであとをひく。

  • 真鯛のとオクラのカルパッチョ、真鯛のポワレ CODORNIUとシャルドネで

    毎日暑いとどうしてもキンキンに冷えたビール、
    スパークリングが飲みたくなる。
    結局、今回もまだまだたくさんあるCODORNIEを飲もうとなって、
    じゃあCODORNIEに合う料理を、ということで結局洋食に。
    特にこのCODORNIUはOrganicなので安心感がある。

    とりあえず魚屋に行ったら天然の真鯛を勧められた。
    ということで、真鯛で。

    形の良い頭側は白舞茸と一緒にポワレに。
    尾の方はカルパッチョに。
    今回、試しに茹でたオクラと和えてみた。

    そして今回もう一つの小さな工夫。
    ソテーしている真鯛をレア目でフライパンから取り出し、
    アルミホイルで包んでしばし休ませてみた。
    ステーキと同じ手法。魚でも同じ理屈が通用するはず。

    CODORNIUを開けて乾杯!

    茹でたオクラと真鯛をアーリオ・オーリオで和え、
    塩で味調整し、白ワインビネガーをちょっと加え、
    冷蔵庫で寝かせておいたもの。

    これが極上の美味しさ・・・色合いもいいし抜群!

    真鯛のポワレと白舞茸と一緒にソテーして取り出した後、
    フライパンに白ワインを加え、塩、白胡椒で味調整したソースを。
    これを真鯛のポワレにかけていただく・・・のだけど何この美味しさ・・・
    レア目で仕上げた真鯛をアルミホイルで包んで休ませたからか、
    どこまでもしっとりやわらかい真鯛の触感。
    そして、真鯛の旨味と舞茸の旨味が白ワインで融合したシンプルで旨味のあるソース。

    ただ・・・CODORNIUが甘いからなのかわからないのだけど、
    続いて飲んだシャルドネが苦く感じた・・・なぜだ・・・!?
    一応、プレミアCRUとなっていたけど・・・わからない・・・
    ベッドに入ってからもずーっと考えてしまった・・・
    そもそもプレミアCRUって公式なものなのか???

    翌朝の朝食。
    ご飯、下田産わかめと玉ねぎの味噌汁
    アラスカ産鮭、モロヘイヤのお浸し、小松菜のお浸し
    湯豆腐、シャインマスカット、トマト
    下田産ハチミツ入りヨーグルト、淹れたての緑茶

    かみさんのお弁当ごっこ
    アラスカ産鮭、シャインマスカット、トマト
    小松菜と揚げの炒め物、冷凍しておいた栗おこわ
    カロリーが相当低いから3時のおやつをねだられるのは間違いない・・・

  • 白なすのグラタンとミートソースペンネ CODORNIU&井筒の生ワインで

    不思議なもので、茄子を買ってくると茄子をいただいてしまう・・・
    茄子好きのかみさんは茄子がたくさんあると機嫌がいい。
    今回、白ナスもいただいた。野菜室は茄子だらけ・・・
    白ナスがいいのは料理のバリエーションが広がること。
    ちょっと前は白茄子のボロネーゼにしたけど、今度はグラタンで。
    多分、グラタンのほうが合うのではないかなと・・・

    これだけでは足りないので、パスタも。
    毎度おなじみ、Ark館ケ森の豚肉切り落としを使う。

    出刃で叩いてちょっと粗めのひき肉に。

    鍋にオリーブオイルを大匙1、玉ねぎみじん切りを炒め、
    続いてひき肉を加えて炒め、カットトマト1パック加えて煮込む。
    トロトロになったところで、洗双糖、塩、黒コショウで味調整。
    ボロネーゼソースの完成。

    煮込んでいる間に茄子を素揚げ。

    ゆでたペンネとボロネーゼソースを和える。

    お次は白ナスのグラタンづくり。
    鍋にオリーブオイル大匙2、賽の目切りにした白ナス、
    しめじを炒める。途中でバター5gを加え、全体を混ぜ炒める。
    溶けたバターに色がつく前に白ワインを加えて蓋を閉める。
    IH2にして焦げ目がつかないようじっくり火を通す。
    ここに生クリーム(タカナシの小さいパック)を加え、
    IH3にして全体をへらで混ぜながら煮つめる。
    塩、粉胡椒で味調整。
    IH2にして小麦粉を細かい網で篩ながらとろみをつけて完成。

    チェブラーシカ(勝手に命名)に入れ、
    チーズフレークをたっぷりのせ、グリルで12分。

    CODORNIUを開けてディナースタート。

    「お、美味しーーーい!」
    久々にかみさんから大絶賛をいただいた。
    白ナスはホワイトグラタンが合うと思った。
    それに白ナスの白を生かした方が見栄えもいいし。

    そして、ボロネーゼのペンネ。
    これは井筒ワインの無添加生ワイン コンコードを開けた。
    酸化防止剤を使っていないワイン。
    熟成感とかよりもフレッシュな味わいを楽しむワイン。

    かみさんがお友達からいただいたお菓子をいただきながら
    フォアローゼスのブラックのソーダ割を。

  • 舌平目のムニエル ディルソース with 北信シャルドネ

    魚屋で久々に見た舌平目。
    勝手な思い込みかもしれないけど、
    フランス料理といえば舌平目のムニエルが
    真っ先に出てくる。
    ところが、これまで行った洋食屋でも
    フレンチレストランでも、
    一度もメニューで見たことがない。

    小麦粉をふるって・・・

    我が家で一番大きなフライパンでもはみ出てしまう。

    溶かしバターに塩。
    最後にディルをハサミで切りながら加える。

    完成。
    シャトー・メルシャンの北信シャルドネを開けた。
    北信シャルドネは樽を使わないアンウッデッドと
    樽を使ったものの2州類がある。
    私は豊かな味わいの樽を使った北信シャルドネが好み。

    舌平目はくせがなく、身も美しくてとても美味しい。
    ディルを散らしたバターソース意外なら
    レモンと黒胡椒とか、レモンクリームソースとかもいいかもしれない。

    舌平目の旨味がたっぷりおこげになったフライパン。
    ここに熱湯を注ぎ入れて沸騰させ、塩一つまみ。

    旨味たっぷりの魚のスープになる。

    しめに観音山の皮ごと食べれるレモンを絞ってカクテルに。

  • カレイのソテー やまぶし茸のソース 登美の丘シャルドネで

    いつも魚屋で魚を選ぶのは私。
    でも私だとワンパターン。
    刺身だと大抵ヒラメや真鯛。
    洋食用には大抵真鯛。
    そこで、かみさんに食べたい魚を選んでもらった。

    そしたら大振りのカレイ・・・
    今日はフレンチ風だよと言っていたのだけど・・・
    カレイは身が崩れるのでとてもやっかい。

    とりあえずやってみよう・・・

    カレイを焼いている間にソースづくり。

    大好物のやまぶし茸ををソース代わりに。
    ちょっと多めのバターとオリーブオイルをフライパンに。
    小さくちぎってフライパンで軽く炒める。

    白ワインを加えて蓋を閉め、蒸し焼きに。
    最後に塩、レモンの絞り汁を加えて完成。

    カレイはをひっくり返したら予想通り身が崩れた。
    なので、とっさに思いついた逃げのセルクル使用。

    カレイの上に茹でたラディッシュの葉、
    そしてやまぶし茸ソースをたっぷりのせて。
    完成。

    登美の丘シャルドネはタコマリよりもこの料理の方が合う。
    かみさんも大満足。

    翌朝の朝食はかみさんが用意してくれた。

    ご飯、大根と原種エノキと揚げの味噌汁
    アラスカ産鮭、レタスとトマトのサラダ 自家製ドレッシング
    もずく酢、ピーマンのお浸し、自家製蕪の糠漬け、海苔
    ヨーグルト ブルーベリー添え、淹れたての新茶
    豪華な朝飯を楽しんだ。

    そしてスーパーでかみさんからお許しが出た
    サッポロ一番味噌ラーメンをゲット。
    70周年の記念パックだからいいよね?
    とまあ、いいわけっぽいけど・・・

    かみさんはお義母さんのところへ。
    私は独りでサッポロ一番味噌ラーメンを楽しんだ。
    やっぱり、サッポロ一番最高!

  • イカ飯風 黒米のリゾット&牛しんたまステーキ

    ある日の朝食。
    ゼリー寄せのときにつくった野菜スープ
    これに寒天たっぷり、ダイエットスープに。
    レタスとトマトのサラダ 自家製ドレッシング
    パン、ヨーグルト リンゴジャム添え
    淹れたての明日葉茶

    かみさん用のランチ。
    私は焼きそば大盛。
    かみさんは焼きそばパンと玉子サラダパン。
    大喜び。

    夜の思案。
    シャルドネに合う料理。
    これまでにほとんどつくったことのない料理。
    すくなくとも料理のデザインか中身のどちらか、
    もしくは両方違うもの。

    ネタが尽きそうなところ苦し紛れにつくったのが黒米リゾット。
    でも、黒米リゾットはこんな感じで何度かつくっている。
    せめて盛り付けとか、組み合わせとかを変えたい。
    そこで浮かんだのが「イカ飯」

    イカを2杯用意。
    ソースはトマトソース、イカ肝ソース、
    卵黄ソース、アボガドソースをつくることに。

    イカをさばいて、肝、脚、胴、エンペラに分けた。
    エンペラは冷凍保存。
    肝は肝ソースに。脚は細かく刻んでリゾットに使う。

    鍋にオリーブオイルをひき、軽くニンニクで風味づけ。
    黒米とイカの脚を加えてまずは白ワイン、
    あとは湯をつぎ足しながら煮る。
    味付けは塩だけ。

    イカの中に黒米リゾットを詰め、小麦粉を軽くまぶす。
    フライパンにオリーブオイルをひき、IH2でじっくり炒める。
    途中で蓋を閉めて蒸し焼きに。

    完成!

    Macon Penonneを合わせた。

    4種のソースを好きなように組み合わせながら食べる。
    味のバリエーションが楽しいしとても美味しい。
    選んだシャルドネがとても合う。

    メインは和牛しんたま。
    肉屋の表示ではしんたまとあったけど、
    これはしんたまの中でもカメノコなのではと。
    ま、美味しければオッケー。

    厚くないので今回はフライパンだけで。
    両面に焦げ目がついたらアルミホイルで包んで休ませる。

    完成!
    数日前に開けて試飲したCAVE D’OCCIのカベルネと
    CABERANARIOのカベルネを出した。

    濃さというか重さではCABERANARIOだけど、
    じっくり飲んでいくとCAVE D’OCCIの方が
    より味に奥行きとか深みを感じられた。
    シャルドネはそれほど感じなかったけど、
    このカベルネは日本のワインとは思えない出来に感じた。

    しめはグレンリベットのソーダ割。
    おつまみはこのみみのナッツ。

    翌朝はシンプルに。
    湯豆腐、もずく酢、
    レタスとトマトのサラダ 自家製ドレッシング
    ヨーグルト リンゴジャム添え、
    淹れたての明日葉茶

    たまには手をかけて・・・と。
    玉ねぎのみじん切りと鶏肉を炒め、
    ご飯、ケチャップを加えてチキンライスをつくり、
    仕上げにしっかり火を通したオムレツを乗せたお弁当ごっこ。

    あとでかみさんに言われた。
    「もっと食べたかった、5個(弁当箱5個分)食べれる」

  • 初夏野菜のゼリー寄せ & ニンニク&旨みたっぷりペペロンチーノでスタミナ増強 シャルドネ3種飲み比べ

    AYANOの食器棚を買って使用頻度などを考慮して
    食器を整理してから料理のモチベーションがさらに上がった。
    なんなのでしょうか・・・食器棚を入れて整理しただけなのに・・・
    例えば、青紙の超高級包丁を買ったとか、
    ずっと欲しかった大きな皿を買ったとか、
    料理に直接関係するものならわかるのだけど・・・

    それからもう一つ。
    我が家のような狭いキッチンには白がいい。
    この食器棚を置いてからキッチンが明るくすっきり。

    モチベーションが上がると今度はこれまであまりつくっていないもの。
    これを何とかして絞り出すのがけっこうきつい。
    そして、かみさんの指摘のハードルも上がりつつある。
    料理学校に行ったわけでもなく、仕事も全く食とは関係なく、
    単に、これまで食べたり見聞きした範囲で想像してつくるので
    なかなかしんどい。

    今回は、初夏。これをテーマにすることにした。
    そして、なるべくあるもので作る。のが今回のお題。

    冷凍庫には鮭、豚肉、鶏肉、アサリ、ハマグリなどなど。
    野菜室にはキャベツ、人参、セロリ、マッシュルーム、
    原種エノキ、きくらげ、しめじ。野菜かごには玉ねぎ、にんにく。

    うーん、と考えて・・・
    かなり前に横浜のル・ノルマンディで食べた野菜料理を思い出した。
    相当前のことなので、野菜をゼリー寄せにしたもの程度しか記憶がない。
    冷菜だったかな。よしこれやってみよう。

    ということで、アサリの白ワイン蒸しと、野菜スープ。
    野菜スープは、人参、玉ねぎ、マッシュルーム、セロリ。
    野菜のフォンをつくるようなつもりでじっくりコトコト。
    野菜スープの味付けはチキンブイヨン1/2個と塩だけ。

    アサリの白ワイン蒸しで出たスープは別の器に移しておく。
    そら豆を茹で、キャベツを蒸した。

    キャベツを広げてテリーヌ型にまんべんなく。
    大切なのはテリーヌ型の外にキャベツをたっぷりはみ出すこと。
    このはみ出した分が中身を包む一部となる。
    これはつくりながら、あ、こうしないとだめだよなととっさに思いついた。

    野菜スープにアサリの白ワイン蒸しで出たスープを加える。
    アガーを少しずつぬるま湯(36度前後)に入れながら泡立て器で混ぜ、沸騰させ30秒。
    更に泡立て器で混ぜて粗熱をとってから野菜スープに加える。

    冷蔵庫に入れて冷やし固める。
    アガーは常温で固まるので常温放置でもいいのだけど、
    今回は良く冷えた初夏の冷菜なので冷蔵庫。
    まあまあの出来。
    プロってこういうのをすごく綺麗にしあげるんだよな・・・

    すでに開いているシャルドネ3種を出した。

    最初の一口を食べて・・・「美味しーーーい!」
    野菜好きのかみさんは大喜び。

    アサリの白ワイン蒸しのスープを使わない理由は、
    味が濃すぎるので野菜の味が消えてしまうと思ったから。
    でも、ちょっとくらいタンパク質ものが入ってないと満足感が出ない。
    そこで、アサリの身だけをゼリー寄せに使ったというわけです。
    ではスープは何に使ったか・・・それは後ほど。

    最近、シャルドネが好きで好きでたまらなくて
    とうとう日本酒を飲む頻度を超えてしまった・・・
    さて、3種のシャルドネ。
    CLINEと、Macon Penonne北信シャルドネ
    CLINEはコクと甘さが強く、北信シャルドネはミネラル感?
    というのか複雑な味とそれなりの旨味とコクがあり、
    甘さ的にはMacon Penonneは両者の間という感じ。
    この料理へのマッチングを並べてみると・・・
    北信シャルドネ>Macon Penonne>CLINEとなった。
    CLINEをつまみ無しで初めて飲んだ時、
    コクがあって旨味があってすごく美味しい!と思った。
    けれど、この料理には全く合わず、3本の中では北信シャルドネが一番だった。
    ソムリエの資格を持っている人なら明確な理由を教えてくれるだろう。
    うーん・・・ソムリエの勉強してみるか・・・どうしようか・・・
    勉強嫌いなのです。とても・・・

    しめはアサリの旨味をベースにしたニンニクたっぷりペペロンチーノ。
    ランチでよく行った洋食屋的パスタのお店で店主に教わったのが、
    昆布茶を少し加えるとパスタにコクがでる、ということ。
    特にペペロンチーノはかなり多くのニンニクを
    焦がさないぎりぎりまでじっくり加熱してソース化しても
    なんとなく物足りない感がある。
    このハードルを越えるためにオリーブオイルをたっぷりにしたりなど
    お店ごとにいろいろ工夫があるようだ。
    おそらく味の黄金比がきっとあって、ニンニクの量、焦がし度合い、
    水分の量、塩の量、オリーブオイルの量の割合で抜群にできるのかもしれない。
    それが完璧にできるようになるには料理学校に通ったり、
    腕のいいシェフのいるイタリア料理屋で皿洗いのバイトをしながら
    テクニックを盗むしかない。
    仕事さえやめられればそれも実現できるのだけど今は到底無理。
    ということで今回考えたのはアサリの白ワイン蒸しで出たスープを使うこと。
    「それって、アサリの身抜きのボンゴレビアンコじゃん!」と言われるかも。
    そうならないように、ニンニクをこれでもかというくらい使ったわけです。
    しかも、ニンニクの香ばしさを出すためにじっくりと調理。

    かみさんは美味しいを連発。
    そしてこのペペロンチーノでも、
    野菜のゼリー寄せ同様の結果。
    うーん、CLINEに合う料理はなんだろう・・・課題。

    翌朝の朝食。
    ご飯抜きのかみさんは野菜のゼリー寄せの残り。
    私はお握り。
    あとは、トマト、ヨーグルトのバナナ添え、淹れたての明日葉茶

    最近我慢しているもの。
    サッポロ一番味噌ラーメンとカップヌードル。
    週一で食べないとストレスがたまってしまうのに、
    すでに3週間くらい食べていない・・・

  • フレンチ&イタリアン風ディナーコースに挑戦(その4)真鯛のポワレ ハマグリと真鯛のあらのスープ 再び椀子シャルドネで

    メインは真鯛のポワレ。
    これは過去何度もつくったもの。
    なので、今回はどこかで食べた記憶のある
    ハマグリのスープを使うことにした。
    ハマグリのスープだけだと真鯛との味の間に
    乖離があるかもしれないと思い、
    真鯛のあらを軽く焼いたものを加えてみた。

    ハマグリのスープは、ハマグリを白ワイン蒸しに
    したときのもの。これを有効活用する。
    薄くスライスしたニンニク1枚、
    バター小さじ1/2、塩を加えて仕上げる。

    ちょっと本を読めば誰でもとれるフードコーディネーター3級。
    これを取得するときに読んで一番印象に残ったこと。
    料理は見た目が7割
    その7割とはどういう基準で出したものかわからないけど、
    料理に感動したり美味しいと思う要素の一つとして重要ということと理解。

    今回、彩野菜を買って見た目をよくしてみた。
    3色のパプリカ、切ると星型で可愛らしいオクラを茹でた。

    真鯛の半身2枚のうろこを再度点検。
    うろこが1枚でも残っていると食べたときによろしくない。
    包丁で最後のうろこチェック兼うろこ取り。
    次に、2枚の半身を尾側と頭側で4:6程度にカット。
    頭側の大きいほうをポワレにし、
    尾側の小さいほうは別の料理で使う。

    IH3にし、フライパンにオリーブオイルをひき、
    温まったところで皮を下にして真鯛を焼く。
    途中でIH2にして皮が焦げすぎないぎりぎりまで焼く。
    皮を下にして焼いても上の白い身に火が通ってくる。
    途中でフライ返しで皮の状態を見ていい焼き加減
    になっていたら完成。
    真鯛が小ぶりで身が分厚くなかったので
    皮がパリッと焼け、且つ、白身全体に火が通った。
    刺身で食べれる真鯛なのでちょっと生部分が残ったら、
    蓋をして加熱を停止し、2~3分くらい放置すればいい。

    常々思うのだけど、レシピってあくまで参考かなと。
    真鯛だって小ぶりから大振りまで身の厚さが全く違うから、
    火力や加熱時間も異なる。
    味付けにしても、貝類は味が濃いから塩は控えめにしたり、
    貝のタイプや大きさで使う調味料の量も変わってくる。
    更に難しいのが人によって味覚、特に塩加減が異なること。
    その点、プロはすごいなと思う。

    食材の状態やサイズなどが違っても同じレシピでいいなら
    料理は本当に楽だなあと思う。
    なので、常に食材の状態やサイズや特性を見ながら
    料理をするように心がけている。
    かみさん用の塩加減だけはしっかり習得済。
    とにかく、かみさんは舌が肥えていてちゃんと素材を
    よく見て料理しないと鋭い指摘がくるのです・・・
    そのおかげで以前に比べて料理が上手になったような気がする。

    かみさんが「綺麗!!!」と大喜び。
    そして、「うわぁ!超美味しい!!!」と大喜び。
    椀子シャルドネの残りを飲んでみた。
    開けた時より美味しくなっているし、魚に合う。

  • フレンチ&イタリアン風ディナーコースに挑戦(その3)ズワイガニとそら豆とホワイトアスパラのタワー 真鯛のカルパッチョを包み込んで & スペシャルサンドイッチ

    3つ目の料理。
    とにかく今までつくったことのないものをつくりたい。
    これまでの記憶を頼りに作っていない、
    若しくは組み合わせていないはずの料理を考えていた。
    そんなときは魚屋とか八百屋とかスーパーで
    品物をみながら考えるのが一番。
    魚屋で生のズワイガニを見た後に思いついた。
    そら豆を使おう。これはソースの代わり。
    ずわいに合わせるならグリーンでなく
    ホワイトアスパラだよな・・・と。

    そんなこんなでやっと決まったメニューだった。
    考えてみれば単純な料理の部類だろうな・・・
    ま、いいか・・・
    ということで空豆を茹でて薄皮を剥いた。
    そして生クリーム、白胡椒少々、塩少々とともにブレンダー。
    ここで重要なのが、たれないくらいの固さに仕上げること。

    なによりも手間だったのはなんといってもズワイガニ。
    蒸してから脚から丁寧に身を取る作業を延々と。

    下処理したホワイトアスパラをセルクルに詰めて、
    真ん中に真鯛のカルパッチョを詰める。
    ちなみにこの真鯛のカルパッチョは、
    3枚に下したときにスプーンで中骨からとった中落ち。
    カルパッチョはアーリオ・オーリオと塩で和えたもの。

    この上にそら豆のディップをを丁寧に広げ、
    ズワイガニの身をたっぷりのせる。

    残った椀子シャルドネは出さないで、
    コストコで買ったCLINEを開けた。

    かみさんがこの一皿を見て感嘆の声。

    そら豆のディップ、ホワイトアスパラ、ズワイガニ
    ゴージャスながら優しい味でとてもいい。

    食べ始めると出てくる真鯛のカルパッチョ。
    かみさんはここでも感嘆の声。
    「ほんとに美味しい!!!」

    ここでちょっと思った。
    CLINEはキンキンに冷えているといいのだけど
    温度が上がってくると甘さが強くなる。
    もしかしたらここは椀子シャルドネの方がよかったのかも。

    「もっと食べたーい!」とかみさん。
    「スペシャルサンドイッチならできるよ」
    「食べたーい!」とかみさん。

    ということで、残っていたそら豆のディップ、
    ズワイガニの身、ホワイトアスパラを混ぜて
    焼いたフランスパンにサンド。

    「美味しすぎる!!!」とかみさん。
    たしかに美味しい・・・これパンに合うのか・・・

  • フレンチ&イタリアン風ディナーコースに挑戦(その1)ハマグリのブルスケッタ

    金曜日の朝。
    TSURUYAで買ってきた
    シャトー・メルシャンの3本のシャルドネの最後の1本。
    椀子ワイナリーのシャルドネが残っていることがずっと頭にあった。
    このシャルドネに合うような料理を、
    というかこのシャルドネを飲むために料理を作ろう・・・
    ということで、フレンチ&イタリアン風のコース料理を作ろう。

    そんな感じで朝起きて朝食の支度。
    当然、朝はカロリー控えめになる。
    二人共ご飯抜き。代わりにバナナとヨーグルト。
    味噌汁は新玉ねぎをこれでもかと言うくらい使った味噌汁。
    徳島産のわかめもたっぷり。
    トマトとレタスのサラダ 自家製ドレッシング
    淹れたての明日葉茶。

    待ちに待った金夜。
    金曜日の6時が過ぎるとわくわく。
    これから日曜の夕方までは楽しく過ごせる。
    夕方になると月曜のこと・・・考えるな!と自分に言い聞かせる。

    かみさんが最初はビールがいいな・・・と。
    ということで、ハマグリを白ワイン蒸しに。
    ハマグリを買った理由は、コース料理のメインのため。
    ほしいのはスープだけで身はどうしようかなと
    ぎりぎりまで悩んでいた。
    フレンチ&イタリアン風ディナーなのに、
    串に刺して醤油をぬって軽く焼いてみようかな・・・とかね。

    でも、かみさんの「ビールが飲みたい」の一言で決まった。
    これはブルスケッタにするしかない。

    生トマトでソースをつくる。
    ブルスケッタ分だけなので中玉1個。
    アーリオ・オーリオをつくって刻んだトマトを
    ずーっと混ぜながら煮詰めるだけ。
    最後に塩1つまみ。
    ハマグリの白ワイン蒸しも完成。

    小ぶりのフランスパンをスライスして
    トマトソースをのせ、ハマグリをのせる。
    チーズフレークをたっぷりのせてグリルで7分。

    冷凍庫に入れてキンキンに冷やしたグラスに
    最近お気に入りの北海道生絞りを注ぎ、まずは乾杯!
    「おいしーい!」と二人ではもり、
    ブルスケッタを食べて「うますぎ!!!」
    肉厚のハマグリはぷりぷりジューシーで
    かすかなニンニクのと甘いトマトソースがたまらない・・・
    二人ではもり・・・最高の金夜のディナーがスタートした。