カテゴリー: 酒のあて

  • 2019 至福の正月

    今年からもち米を変えた。
    滋賀県産の羽二重という品種。
    きめが細かくてこしがある。
    今年の雑煮には乾燥ホタテも入れた。
    出来上がりは素晴らしかった。
    コク、風味、全てが申し分ない。
    まずは辛み餅で胃に負担を減らし、
    雑煮をたっぷりいただく。

    お節はシンプル。
    自家製酢だこ、買ってきた昆布巻き、
    栗きんとん、南マグロの赤身と中トロ。
    日本酒は花陽浴の原酒。
    開けたてなのでコクと辛みあり。
    開栓後、丸一日くらいで辛みが抜ける。

    続いてBVを飲みながら
    鶏レバーの赤ワイン&バルサミコ煮込み。
    鉄分補給が必要なかみさんのためにつくった。
    調味料は赤ワイン、バルサミコ酢、醤油、ザラメ、黒胡椒。
    醤油は隠し味程度。
    これだとかみさんは沢山食べてくれる。

    この照り。
    良く買う鶏レバーパックは、
    砂肝も付いているのでお得。
    砂肝はアーリオオーリオで炒め、
    黒胡椒と塩をし、
    茹でたほうれん草と和えるだけ。

    2日目。
    シンプルなお節料理に加え、
    私がつくった蕪と揚げとえのきの煮物に
    かみさんのつくったなます。
    そして南マグロの血合いでつくった角煮。

    南マグロの2つ目のブロックは
    冷蔵庫内解凍に丸3日かけた。

    完全解凍のちょっと前に切り分けた。
    4家族分くらいの量があった。

    切り分けた後に
    愛用のピチットで丁寧に包み、
    再び冷蔵庫で2時間から3時間。
    完璧な南マグロに変身。

  • 大晦日の至福 極上黒毛和牛のすき焼き&南マグロ

    1年で最も嬉しい年末年始。
    大阪の義姉さんから極上肉が送られてきた。
    空けてびっくり。超極上。

    そして、静岡の仲間から
    送られてきたミナミマグロ。
    どでかいブロックが2個も!

    冷蔵庫に入れて3日。
    やっと解凍できた。

    皮についた身はスプーンではぎとる。

    さくに切り分ける。
    4家族分くらいある。

    掃除や何やらを終え、早めの食事。
    すき焼き用の肉を広げてびっくり。
    1枚ですき焼き鍋がうまってしまう。

    切り離せるところで切り離し、
    まずは1枚分を焼く。

    すき焼き係はかみさん。
    じゅうじゅうという音と共に、
    肉汁の蒸気と醤油と砂糖の香ばしい薫り。
    腹がぐうぐうなってきた。

    肉が焼けた・・・
    おもいっきりほおばる。
    甘い肉汁と脂と共に醤油の香ばしい薫りが
    くちいっぱいに広がる。
    なんだろうこの美味しさ・・・

    しかし、霜降りの極上肉は
    あっという間に私の満腹中枢を満たしてしまった・・・
    大量の肉を残したまま、焼き豆腐へ。

    そして家二次会に突入。
    極上の南マグロの赤身と
    中トロを肴に栄光富士を楽しむ。

    これまで、焼津の魚センターや
    沼津の魚二で散々南マグロを
    買ってきたが、こんな質のいいのは初めて。
    大感謝。

    ゆく年くる年を見終え、
    新年を迎えた。
    ここで中落登場。
    日本酒は花陽浴。
    葱と生わさびを添え、
    海苔で巻いていただく。
    くいっと冷酒を口に含む。
    原酒だけあって八反錦の割に
    けっこう辛く感じる。
    開けたての原酒だからかな。

    旧年は本当に公私ともに忙しく、
    色々な出会いがあって
    とてもチャレンジャブルな1年だった。
    今年は公私共にもっとチャレンジングな場面があるだろう。
    まずは健康第一に頑張ろう。

  • 新春食事会(その8)寿司で〆

    珈琲タイムの後は
    みんなでこたつに入ってテレビタイム。
    うだうだやっているうちに昼が過ぎ、
    またまた酒の虫がささやき始めた・・・

    ということで、チーズをつまみに
    井筒ワインの生にごり赤を飲み始めた。

    その間に私は寿司の準備。
    寿司飯をつくり、
    南マグロの中トロ、赤身、平目を準備。
    山葵は天城山。

    まずはマグロの握り。

    続いて平目の握り。

    そして、手長海老のポワレのソースで
    使ったアサリの身は、甘辛く煮付ける。

    これを軍艦にする。
    これは女性陣用。

    寿司完成。
    みんな大喜び。
    やっぱり日本人は寿司。
    寿司をつまみながら
    日本酒をがんがん飲んでアッという間に夜。
    大変だったけど楽しく充実した2日間だった。

  • 新春食事会(その6)熟成干柿とマスカルポーネ モートリュフ モンドール 手長海老の厚焼玉子焼

    洋食コースのしめは、チーズ色々。
    あんぽ柿(福蜜柿)とマスカルポーネを合せたもの。
    お友達夫婦のお土産のトリュフが入ったモートリュフ。
    お決まりのモンドール。この時期に食べたいチーズ。

    そして・・・和タイムへ・・・
    まずはちょい飲みセット。
    真鯛、ミナミマグロ赤身と中トロ。
    日本酒は栄光富士純米大吟醸無濾過生原酒。
    3人で飲んでもらっている間に・・・

    手長海老たっぷりの厚焼玉子。

    大根おろしを添えて。
    これが抜群の旨さ。
    加熱している間に手長海老の
    旨みが卵に入り込み出汁巻き玉子のようになった。

    次のお酒は新政の秋櫻2015。
    手長海老の厚焼玉子は全員が大絶賛。
    あっという間。

    続いて花陽浴のおりがらみ(美山錦)
    おつまみはイワシの丸干しと山葵漬。

    つまみが足りなくなり、
    正月につくった自家製酢だこ。
    これもアッという間。
    その後、こたつで寝てしまった3人を
    辛抱強く起こして歯磨きをさせ布団へ。
    最後までぐずったのはかみさん。
    目をつぶってすうすう寝てるのに、
    起きなさいと言うと「起きてるよ」。
    寝てるじゃないかと言うと「起きてるよ」
    そしてそのまますうすうと寝入る。
    最後は無理やりこたつから引きずり出して
    無理やり立たせて洗面所に連れていった。

    翌日、お友達夫婦曰く。
    「うちにもこういう人(叩き起こす人)ほしい」
    だと・・・

  • 新春のお雑煮とシンプルお節

    元旦の朝。
    餅をつくためにちょっと早めに起床。
    餅つき機で餅をつくった。

    かみさんが起きてきた。
    大晦日につくっておいたお雑煮を温める。
    新年を祝い二人でお雑煮に舌鼓。
    今年の雑煮は抜群に旨い。
    やはり干したホタテの貝柱の威力か。
    なんとも言えない風味とコクがある。

    餅の出来も素晴らしい。
    適度な食感。良くのびる。

    昼過ぎ。
    シンプルなお節とタラバで
    新春の二人の飲み。
    お酒は開けたばかりの栄光富士。
    大好物の南マグロの赤身と日本酒は極上。
    黒豆や栗きんとんも日本酒のアテになる。
    甘いものの後は酢だこ。
    今年の酢だこは梅の風味。なかなかいける。

    届いた年賀状を二人で読みあって。
    こんな正月が幸せだが、
    今年は今まで以上に忙しくなる。
    来年もこんな正月を過ごせればいいな・・・

  • Opusの会 10年前に買った Opus one 2001を飲む

    大阪の義姉さんから店売りしない極上和牛が届いた。
    食べきれなくて冷凍。
    その話を仲良しのお友達夫婦に話した。
    すき焼きパーティをやることになった。
    ラッキーなことに・・・
    「じゃあ、家で寝てるOpus持っていくね!」

    当日、本当にお友達夫婦はOpusを持ってきた。
    ビンテージは2004年。
    あれ、家のOpusとどっちが若いかな・・・
    セラーから出して確認したら・・・
    なんと我が家で一番古いOpusは2001年。

    ということで、まずは我が家の2001年から
    飲むことに・・・

    まずはテイスティング・・・
    驚き・・・
    Opusは重い重いと思ってたけど、
    ふくよかでとてもいい感じ。
    以前飲んでいた時のように
    どっしりしすぎていない。
    そうか・・・以前は飲むタイミングが
    早すぎたのか・・・
    2001年から約15年で丁度いい感じなのか・・・
    全員が納得する素晴らしい感じに熟成していた。

    お友達夫婦が持ってきてくれた
    桜のチーズをおつまみにして・・・
    あっという間に終了。
    次は・・・2004年と思ったけど、
    飲み頃の2年後くらいにまた集まることに・・・

    次の赤は・・・
    CH.SAINT PIERRE (POMEROL)1998
    これまたいい感じ。

    すき焼きをつつきながら
    赤をくいくい飲む。

    魯山人風に長ネギは立てて。
    肉の旨みを吸った野菜の美味しさ・・・
    2本目もあっという間に・・・

    すき焼きを食べた後は
    これまたお友達夫婦が
    持ってきてくれた仙禽しぼりたて。
    これがマグロと良く合う。

    そしてつぶ貝煮。
    これが日本酒と抜群の相性・・・
    旨い肴に旨い酒・・・幸せ・・・

  • ワインに合うラスク

    赤ワインを飲むときは
    それなりに料理を創る。
    そんなときって
    だいたい先に料理が
    なくなって赤ワインだけ残る。

    で、冷蔵庫を探して
    チーズを出して・・・となる。
    でもチーズだけだとちときつい。
    クラッカーくらいないと。

    あるときかみさんが
    お友達から
    ワインに合うというラスクを
    いただいてきた。

    GATEAU FESTA HARADAの逸品。
    グーテ・デ・ロワ・ソムリエという商品名。

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    開けてみた。
    シンプルな感じ。
    確かに表面は
    おつまみっぽい。

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    ワインを開けて試食。
    確かに合う。
    白でも赤でもいける。
    味はイタリアンな感じ。
    材料を確認してなるほどと思った。
    ポルチーニ、トリュフ、
    チキンコンソメ、バジル、ナツメグなど。
    美味しいわけだ・・・

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    途中でクリームチーズをのせ、
    黒胡椒をふって食べてみた。
    これ相当お勧め。
    ワインのお供に
    常備しておきたい一品。

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  • 牛すじにこだわる(3) 牛すじ煮込み

    牛すじ料理第2弾。
    牛すじ煮込み。
    カレーではさほどだったけど、
    煮込みで食べる牛すじ肉は
    とても濃厚。
    これまたかみさんが
    お友達からいただいた
    七味唐辛子をかけて。
    お友達に感謝。
    このお友達は
    本当に美味しいものを
    よくご存知だ。
    干芋もいただいたの
    だけど、今まで
    食べたことがないほど
    美味しかった・・・

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    <材料:10杯分くらい>
    ・牛すじ   :好きなだけ
    ・こんにゃく :1枚
    ・ニンジン  :1本
    ・ごぼう   :20センチほど
    ・大根    :1/4くらい
    ・砂糖    :小さじ2
    ・醤油    :大さじ3
    ・酒     :大さじ1
    ・生姜薄切り :2枚

    <作り方>
    ・こんにゃくは手で
    食べ易いサイズにちぎる。
    ・ニンジン、大根はさいの目切り
    ・ごぼうは煮てる最中にささがき

    鍋を空だきして
    こんにゃくを炒る。
    水1.5リットルを加え
    沸騰させてから弱火。
    ニンジン、大根、牛すじを加える。
    途中でささがきごぼうを加える。
    火が通るまでアクを丁寧にとる。

    砂糖、醤油、酒、
    生姜薄切り2枚を加える。

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    ストーブの上で蓋を開けて放置。
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    水分が具材と同じ程度になったら
    醤油を大さじ2加え
    蓋を閉めてストーブの中心から
    外れたところに放置。

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    七味唐辛子をかけていただく。
    熱々をはふはふいいながら食べる。
    今日みたいに寒い日は
    燗酒をちびりちびりやりながら。

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