月: 2020年10月

  • 秋の朝食は秋刀魚と蕪の葉で

    秋刀魚が出始めた頃。
    眼玉が飛びでてしまうほどのお値段。
    それよりも驚いたのが
    「これは・・・さより???」
    思わず言ってしまったくらいのちびっ子さんま。

    今年の秋は楽しみにしていた秋刀魚を諦めていた。
    秋刀魚のことを忘れかけたある日。
    スーパーに行ったら北海道産の秋刀魚が
    3尾1パックで「買える値段」で売られていた。
    しかも以前食べていたサイズまではいかないが、
    少なくともサヨリよりは大きい。
    ということで思わず手が出てしまった・・・

    そして、大根を探し回って2店舗目に
    大根の他に小蕪の束を見つけてしまった・・・
    即買い。
    私は大の蕪好き。特に小蕪に目が無い。
    そんな私をかみさんは「かぶオヤジ」と呼ぶ。
    そして葉と油揚の炒め物にも目が無い。

    超ご機嫌で家に戻り食事の支度。
    今日は私の番の日。

    まず、大根の根側を切って
    これを細切り。
    拍子木切りよりも細く。
    残りは大根下ろし。
    油揚は縦半分に切り、
    2枚重ねて細切り。

    大匙1のごま油で炒める。
    水を加えてしばし煮込む。
    途中で鰹節の粉を加える。
    鰹節のように濾す必要も無く、
    全て食せるのでエコ。
    大根が透き通ってきたら完成。
    我が家では鍋に味噌を入れず、
    お椀に味噌を入れ、少し汁を加えて溶き、
    最後に汁と具を加えてつくっている。
    味噌を入れた状態で何度も加熱すると
    味噌の風味が飛んでしまう。
    この方法は面倒だけど
    いつも新鮮な味噌汁が飲める。

    愛する蕪達。
    茎は十分に長く新鮮。

    蕪は野菜用の亀の子たわしでよく洗い、
    茎側と先端をカット。

    かみさんが名付けた「ぬか太郎」
    テレビで見て真似をしたらしい。
    ここに愛する蕪達をそっと、

    沈める。

    蕪の茎と葉は1本ずつ丁寧に洗う。
    茎の根元を3cmほどカット。
    あとは食べやすいサイズに切る。
    油揚は縦半分に切って重ね、
    細切りにする。

    あとは簡単。
    大匙2の胡麻油で炒める。
    途中でお酒、味醂、洗双糖(大匙1より
    ちょっと少な目)、を加えて更に加熱。
    最後に醤油を好みの量だけ入れる。
    私は、酒の肴のときには醤油少な目、
    ご飯のお供のときには醤油多めにしている。

    秋刀魚が焼けたので、配膳。
    朝の味噌汁・・・なぜこんなに癒されるのかな・・・
    ほっと落ち着いた気持ちになれる。
    そして蕪の茎と油揚の炒めもの。
    ご飯がもりもり食べれる。
    3尾の秋刀魚。
    1尾ずつ食べ、3尾目はかみさんと半分こ。
    熱々の秋刀魚の身と皮をちょっと醤油を加えた
    大根下ろしで・・・秋を感じた
    やっぱり秋は焼いた秋刀魚がいい・・・

  • 茄子はさみ揚げ&海老入り肉団子 de 米焼酎ソーダ割り

    秋の長雨と言っていいのだろうか?
    ずっと降り続いている。
    台風14号の影響なので、
    秋の長雨とは言わないのかな・・・
    朝晩は結構冷えるので
    ちょっと早いけど今日なんかは
    炬燵に入りたくなる。
    テレワークしてて炬燵に入ると
    多分、爆睡しちゃうだろうな・・・
    炬燵は危険かも。

    かみさんは炬燵が大好きで
    私はかみさんのことを
    こたつむり、と呼んでいる。
    まあよく寝る。
    炬燵に入って暫くすると寝てしまう。
    笑えるのは、「寝てるならテレビ消すね」
    と言うと「起きてるよ」と言う。
    「目をつぶってるじゃん」と言うと
    「音だけ聴いてるんだよ」と返してくる。
    そのままほおっておくとすやすやと寝息。

    さて、私の番なので晩飯の支度を。
    まず、冷蔵室、冷凍室、野菜室をチェック
    料理に使う材料としては豚肉、海老、長ネギ、茄子
    くらいしかない。今週末はスーパーかな・・・

    色々考えて、茄子のはさみ揚げと肉団子を
    つくることにした。

    まずは茄子のはさみ揚げ用に、
    豚肉を出刃で叩き、ミンチに。
    そこに長ネギを刻んだもの、
    お酒、塩、黒コショウ、片栗粉を加え
    手でこね混ぜる。

    茄子に縦に切れ目を入れ、
    ミンチをたっぷり入れる。
    最後にミンチ部分に片栗粉をまぶす。

    残ったミンチには、海老を叩いたものを加え、
    手でこね混ぜる。
    あとはボールの形にして、
    片栗粉の中で転がして形を整える。
    長ネギの外側を細切りにして水に晒しておく。
    肉団子用の甘酢餡をつくる。
    簡単。水、味醂、洗双糖、お酢、醤油を煮立てて
    水溶き片栗粉を加えてトロみをつけるだけ。

    あとは揚げるだけ。

    なんと・・・ビールが無い・・・
    そこで、大石酒造場
    大石(米焼酎)のソーダ割を作った。

    まずは茄子のはさみ揚げ。
    「美味しーい! 巧く作れたね」と
    かみさんからお褒めのお言葉。

    南瓜煮はかみさん作。
    とても美味しくてばくばくと食べた。
    「美味しくてとまらない」と言うと
    本当にうれしそうにしていた。

    そして肉団子。
    大絶賛をいただいた。
    豚肉だけの肉団子とは別もの。
    焼酎ソーダ割を何倍もお代わりしてしまった・・・
    楽しい夜の家呑みのひとときだった。

  • レトルトカレーの日々

    ここ最近、ずっと忙しくて
    ランチのために何かつくるのが
    面倒になってしまったことが多々。
    吉牛のレトルトもあと1つ。
    これは大切にとっておきたい・・・

    たまたま買っておいた
    ボンカレーゴールドが
    あまりに美味しかったので
    レトルトを色々買いこんで
    ランチで頻繁にたべるようになった。

    何しろお湯で5分程度。
    ご飯さえ温めれば
    あとはかけて食べるだけ。
    スプーンで食べるから
    アッという間に食べれる。
    ランチタイムを珈琲タイムも
    合せて20分もあれば十分。

    さて、そんなレトルトカレー達を
    色々味わった個人的な感想を書いてみた。

    新宿中村屋 極める 骨付鶏肉カリー
    価格:497円(AMAZON Prime)
    内容量:230g

    あの新宿の中村屋で食べるチキンカレーに近い。
    量も少ないし豪華さはないけどちゃんと
    骨付チキンもじゃがいもも入っている。
    昔はよく食べてて懐かしさがある。

    新宿中村屋 極める 牛肉カリー
    価格:497円(AMAZON Prime)
    内容量:230g
    中村屋で牛肉カレー。

    珍しいなと思いながら食べた。
    しっかりコクがあって大きな牛肉や
    他の具材がたっぷり。
    これは大満足。

    大塚ボンカレーネオ 濃厚スパイシーオリジナル 辛口
    価格:261円(AMAZON Prime)
    内容量:230g
    ボンカレーゴールドの方が旨いと感じた・・・
    5個買わなければならないけど
    AMAZON Primeの最安で1個あたり151.6円。
    具材は小さ目だけど味は家庭的で美味しい。
    ネオを買うならボンカレーゴールドの中辛かな。

    江崎グリコ ビーフカレーLEE 辛さ×20倍
    価格:10個まとめ買いで2374円(1個237.4)円(AMAZON Prime)
    内容量:180g
    これはかみさんが前から食べたくて買ってきたカレー。
    一口食べさせてもらったけど、あまりの辛さに・・・
    口がメキシカンなかみさんですら、辛いと言っていた。
    具材が殆ど見当たらないのが気になった。
    なんと30倍もあるらしい・・・

    MCC 名店シリーズ トプカインドムルギカレー
    価格:5個まとめ買いで1955円(1個あたり391円)(AMAZON Prime)
    内容量:240g
    とてもスパイシーで本格的なインドの味という感じ。
    具材はゴロゴロ系が結構沢山入っていた。
    スープっぽいカレー。但し、私には塩辛かった・・・
    他のカレーと比べても塩辛いと感じた。

    紀ノ国屋 ロイヤルポークカレー
    価格:540円(楽天)
    内容量:200g

    食べた時、あ、他より高級な味、と思った。
    濃厚な欧風カレーチックな感じと思った。
    ごろごろ人参が多い・・・

    紀ノ屋屋 牛すじカレー
    価格:648円(楽天)
    内容量:180g
    確かに牛すじをじっくり煮込んだ味がする。
    具材は小さいけど牛すじの風味が好きな人にはいいかも。

    ハウス 選ばれし人気店 芳醇チキンカレー
    価格:5個まとめ買いで1515円(1個303円)(AMAZON Prime)
    内容量:180g

    全てのカレーを食べた後にこのブログを
    書いているのだけど、あまり記憶が無い・・・
    唯一覚えているのが、食べた時に
    カレー独特の食欲増進感がなかったこと。
    まあ、味は人それぞれの好みだから・・・

    ハウス 選ばれし人気店 濃厚バターチキンカレー
    価格:5個まとめ買いで1515円(1個303円)(AMAZON Prime)
    内容量:180g
    これも好みに相当左右される味。
    感想は芳醇チキンカレーと同じかなぁ・・・

    富良野市場 じゃがいもと厚切り豚ばらのポークカレー
    価格:4個まとめ買いで1370円(1個342.5円)(楽天)
    内容量:210g

    富良野市場 玉ねぎと骨つきチキンのスープカレー
    価格:4個まとめ買いで1506円(1個376.5円)(楽天)
    内容量:260g

    夜、かみさんと二人でビールを飲みながら
    シェアして食べた。
    どちらも大きい具材がごろごろ入ってる。
    ポークカレーも旨かったけど、
    なんといってもチキンのスープカレーが抜群。
    スープカレーだけ2個買っていたので
    翌日の昼も食べてしまった・・・

    色々食べてきたけど4点。
    1点目:どうもレトルト独特の味と言うか香りを感じた。
        唯一感じなかったのは、富良野市場のカレー。
    2点目:高ければいいということではなく、やはり
        人それぞれの好み。
    3点目:内容量が異なり180gから260gまで様々。内容量は重要。
        但し、スープ系は内容量が大きい。
    4点目:もともとランチタイムを圧縮するのが狙いだったので
        早く食べれること。
        じっくり味わってるわけではないので、
        価格は安い方がいいかな。

    価格と満足度のバランスの良さ、
    味わって食べるなら、富良野市場の
    ポークカレーとスープカレーかな・・・
    10分でチープに食べたいならボンカレーゴールド。
    これが私の個人的趣味趣向による感想。

    ちなみにボンカレーゴールドはAMAZON Primeで
    まとめ買いで5個758円(152円)。

  • あさりとホタテのダブルクラムチャウダー de 家呑み

    10月に入った。
    週末に入って晴れ間が見えたり
    曇りになったりとはっきりしない。
    雨を降らせる方法は一つだけある。
    私が洗車すること。
    ということで、洗車は保留に。

    半年ぶりのおでかけから帰ってきたら不在票。
    再配達を依頼。
    ふるさと納税のシャインマスカットが届いた。
    農園から直接購入した分も含めると3回。
    シャインマスカット堪能の年になった。
    菅さんが首相になって一つ安心。
    ふるさと納税はまだまだ続くのでは。

    さて、そんなふるさと納税で北海道から
    送られてきたホタテの残り。
    大袋2袋と超お得。1袋は食べ。
    現在2袋目。
    ちょっと贅沢なチャウダーを
    つくることにした。
    多めに買ったあさりとホタテの
    ダブルクラムチャウダー。
    あさりとホタテの旨みが
    ミックスされたらどんな感じなのだろう?

    人参を買い忘れたので、今回は
    玉ねぎとジャガイモで作ることに。
    そして今回のもう一つの工夫は
    小麦粉を使わないこと。
    トロみをつけるために
    小麦粉をバターで炒めたものを
    つくって仕上げに混ぜていた。
    これが結構手間。
    バターの量に対して小麦粉が
    多すぎるとチャウダーに
    合せたときにだまになってしまう。
    これがなかなか難儀だった。
    今回はジャガイモで代用することにした。

    ジャガイモは3個。
    小鍋で茹でる。

    玉ねぎのみじん切りは
    バターとオリーブオイルの両方で
    キツネ色になるまで炒める。
    別の鍋でアサリに白ワインをたっぷりふり、
    蓋を閉めて強火。
    あさりが開いたら身をとる。
    鍋には旨みたっぷりの
    あさりのスープ。
    ここに半分にカットした
    ホタテをたっぷり加えて加熱。

    キツネ色になった玉ねぎを
    ホタテを加熱した鍋に移す。
    あさりのむき身を加える。
    そこに牛乳を加える。
    確か適当に600ccくらいだった記憶。
    最初は中火。
    沸騰しそうになったら弱火。

    味見。
    あさりとホタテから旨みと塩分が出ている。
    なので、塩は一つまみ程度。

    皮を剥いて6等分程度に切った
    ジャガイモを入れて更に弱火で加熱。
    暫く煮込んでいると溶けたジャガイモで
    チャウダーにとろみが出てくる。
    そこに仕上げの生クリームを1/2パック。
    最後に再度味見。完成!!!

    Desgencieresを開けた。

    そして最初の一口・・・
    これはいい・・・旨い!
    あさりだけのチャウダーよりも
    よりリッチに、しかもコクがある。

    かみさんからも絶賛の声。
    「パンは?」
    「・・・・・」
    買い忘れてた・・・

  • かみさんのチャレンジパスタランチ 夜はキンキの煮付け de 一杯@家

    4連休は殆ど人のお手伝い。
    そして、意識を失うんじゃないかと
    思うくらいきつかった締め切りの仕事。
    大きな山を1つだけ超えた。
    あとは来週以降。
    そしてやっと少し休息できるときがきた。

    さて、かみさんが脱素朴茶色系料理宣言。
    喫茶店のミートソースではなく、
    銀座あたりのカフェで出るような
    肉主体のボロネーゼに近いミートソースを
    目指すという。

    「出来たよ!」
    満面の笑みでパスタを運んできてくれた。
    え!? 結構盛りつけもお洒落。
    しかも茄子ものってる(いつも茄子がのる)

    喫茶店のスパゲッティミートソースを
    イメージしたが、裏切られた。
    どれどれと食べてみると・・・旨い・・・
    ちゃんとイタリアンな味がする。
    かみさんの指から放射される魔法の醤油は
    出ていないらしく、ちゃんと洋食の、
    それも高級な味。
    茹で方は私よりもばっちり。
    やったね! 脱素朴茶色系料理!
    指から放射される魔法の醤油も出ていないし・・・
    (この意味:醤油不使用の洋食なのに和風の味を感じること)
    ふと、替え歌が・・・
    ゆ・びさきから・し・ぜんと・放射される醤油・・・
    (宇多田ヒカルのAutomaticの替え歌)

    感動した私は夜を担当することに。
    とはいっても、かみさんの作った
    鶏手羽焼の残りとマグロ。
    つくったのはキンキの煮付け。
    料理をつくるのに緊張したのは初めてだった。
    キンキのお値段を考えると・・・

    浅鍋にキッチンペーパーを敷き、
    日本酒をたっぷり注ぎ入れ
    キンキを並べる。
    更に日本酒をキンキにふりかけ
    キッチンペーパーをかけて
    鍋の蓋で閉じ、中火でしばし。
    キンキが白くなってきたら
    洗双糖を大匙1.5加える。
    焦げないよう逐一日本酒を追加する。
    火が通る少し前に醤油適量と味醂を加え
    煮汁を煮詰めて完成!

    「美味しい!!!」
    かみさんから絶賛の嵐。
    私も食べてみた・・・
    これ、自分でつくったのか???
    と思うくらい上出来だった・・・
    ちゃんと煮汁が糸を引くし。
    魚が鮮度抜群の証拠。
    とにかく旨い・・・日本酒が進む。

    マグロをつまみながら日本酒・・・
    すごい充実感・・・嬉しい・・・