イタリアンとかフレンチとか、ザ・洋食はリッチで美味しい。
ワインやスパークリングを合わせるとよりリッチに楽しめる。
でも、私はやっぱりシンプルな居酒屋的料理が好きだなあ・・・
今は閉店してしまった御徒町のかっぱの
揚げ玉とねぎたっぷりの湯に入っていない湯豆腐とか。
チューハイ発祥の居酒屋三祐酒場で覚えたフジッリ入りのサラダとか。
三祐酒場もFace Book使うようになって
通っていたころとは全然変わって・・・時代だなぁ・・・
かみさんから良く言われてたのが、
「冷やしトマトとかほうれん草のお浸しとかに500円とか払うなら
毎月5回行く居酒屋をやめて、その分、高くてもいいから
家で食べれないもの、作れないものを食べに行こうよ」だった。
それ以来、自分でも作れるものをわざわざ外に食べに行かなくなった。
より厳密にいえば、外で食べる料理と同等かそれ以上の完成度で作れる料理。
なので、椀物は作れるとはいっても和のプロ料理人には絶対かなわない。
なので、そういう場合はちょっといい外食をする。
考えてみると、魚屋で天然真鯛が1800円を「高い!」と思ったりしたけど、
外食に行けばこの1/5もない、それも多分養殖の真鯛が1200円とかになる。
分かってはいたけど改めて意識してみるとだんだん外飲みが減ってきているのは事実。
安い外食に5回行くのをやめて、その分、ちょっと高い店に1回行く方がいい。
こんな感じで日々、考え方や行動、お金の使い方が変わってきている。
洋食とか続くと、シンプルな居酒屋料理が食べたくなる。
ということで、久々に懐かしい三祐酒場風のフジッリ入りサラダを。
私はキュウリをサラダに入れる派ではないのだけれどかみさんが喜ぶ。
玉ねぎも同様。健康にもいいからまあいいか・・・
そしてこの時期に絶対作ってしまう谷中生姜の肉巻。
買ったのは茨城県だから、正確には葉生姜の肉巻かな。
以前は1枚1枚スライスされた豚肉を使っていたけど、
最近は、リーズナブルな切り落としでもやる。
切り落としでも丁寧に広げて生姜に巻き付けて
ぎゅっと手で握ると肉の粘着力で綺麗に仕上がる。
塩を多めにふってパナのロースターで焼けば最高の酒の肴に。
ゆで玉子、茹でたフジッリ、そして茹でた人参。
あまり人参も好みでないのだけど、サラダの色合いがぐっと良くなる。
健康にもいいもずく酢も。
かみさん好みの塩もみして柔らかくしたキュウリスライス入り。
人参は多目に茹でておいて
サラダに使う分以外は冷凍保存。
カレーに入れたりと色々便利。
飲みの時間まで冷蔵庫で冷やしておくとより美味。
席にすわる瞬間がたまらない・・・
「おいしい!!!」とかみさん。
やはり葉生姜の肉巻は最高!
サラダもたまらん・・・これは白で・・・
「食べたりないね・・・」と言うことで、
急遽、豚肉の切り落としを出刃で叩いて粗目のひき肉に。
これをピーマンに詰めて塩ふって焼き。
これもたまらない・・・
翌日のかみさんのお弁当ごっこ。
もち麦、黒米入りご飯
葉生姜肉巻、ピーマン炒め
マッシュルーム入りオムレツ
かみさん大喜び。
私はお茶漬け・・・インスタントラーメン禁止令発令中。
夜は残りのサラダとパンでシンプルに・・・
翌日のかみさんのお弁当ごっこ。
茄子と豚肉とピーマンと玉ねぎの辛みそ炒め。
1品だけだと楽ちん。
私もご飯茶碗にご飯を盛り、そのまま丼にしていただいた。